LPS活性法(免疫力アップ)
健康の維持には、身体を守ってくれる免疫力を正常に保つことが大切です。免疫力をアップしておけば病気に打ち勝つ事ができやすくなります。
免疫力の7~8割を腸内の細菌がになってくれています。100兆個いると言われている腸内の細菌の活性化には、食事の影響が多大となります。発酵食品を食べることで、腸内細菌の環境を善玉菌にしたり、身体を温める食品を摂り体温を上げることで免疫力をアップすることの手助けになります。
身体を冷やさない事にも留意することも大切です。冬でもおこたでアイスクリームを食べたり、冷たいビールを飲んだりする生活が内臓を冷やし、腸内細菌の環境を悪化させます。夏はクーラーにより足元が冷えすぎてしまうとその冷えが下腹部にあがり、腸内の細菌たちにダメージを与えることになります。
LPS活性法では、免疫の中で一次防衛軍であるマクロファージを活性化させることで、体内に侵入してきた異物、病原菌、毒素をマクロファージに貪食してもらいやすくすることができます。
脳にはマイクログリアと呼ばれるマクロファージがいます。このマイクログリアは神経のシナップス(つなぎ目)を1時間に1回5分間、異常がないか検査していて、脳に障害を受けた場合は1時間以上もシナップスを包み込んで検査しています。
皮膚にはランゲルハンス細胞がマクロファージの働きをしています。
表皮は、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層からなっており、顆粒層はさらに3層に分かれています。顆粒層の2層目では、細胞間の隙間を特殊な蛋白質で接着させタイトジャンクションという構造になっています。それにより外界からの異物の侵入を防いで、中側の水分の蒸発を防いでいます。ところが表皮にいるランゲルハンス細胞がタイトジャンクションを壊すことなく、樹状突起を伸ばし、外界の情報を得ています。
LPSとはリポポリサッカライドと言われ、ガンの予防やアルツハイマー病の予防に関与していることがわかってきました。また、ここ数十年、昔はなかったアトピー症の出現や、ガンや、糖尿病などの生活習慣病の発症が目立っているのは、LPSの不足が原因ではないかとも言われています。
健全な腸内フローラにはLPSがいっぱい存在しています。
LPSはグラム陰性菌という細菌の構成成分です。植物が関係する環境下には必ず存在しています。土の中にもLPSは含まれており、風で土が舞い上がれは、空気中にもたくさん含まれることになります。呼吸をすることでも私たちはLPSを体内にとりいれることができます。農薬の使われていない野菜を積極的に食べていれば、自然の中で呼吸していれば、LPSが不足することはないのです。
しかし、現代人のLPS暴露量は極端に減ってきています。道路は土からアスファルト舗装に、生活排水はきちんと下水道が完備され、耕作地での農薬や除草剤の散布、宅地開発による緑の減少、コンクリート建築の増大、交通量増加に伴う大気汚染などによる衛生環境の変化は人類が経験したことのない事になってしまっています。
〔目的〕
LPS活性化することでマクロファージを活性化することができます。免疫力アップにつながります。
〔効果・効能〕
マクロファージを活性化することで、体内の異物や有害物質、病原体を排除し、病を寄せ付けなくします。また症状の緩和が促進されます。
〔料金〕
マクロファージのみ 50,000円
マクロファージ+マイクログリア 70,000円
マクロファージ+ランゲルハンス細胞 70,000円
マクロファージ+マイクログリア+ランゲルハンス細胞 80,000円
【参考】
LPSの臨床上での経験から(杣源一郎医師)
病を寄せ付けない事が期待できる
ガン、うつ病、アルツハイマー、感染症、高血圧、糖尿病、高脂血症、骨粗鬆症
症状が軽減する
胃潰瘍、腎臓結石、肝硬変、やけど、疼痛・神経痛、手術後の痛み
肌の修復、老化防止、美肌作り